格安のSIMフリースマホとは、一体何なのでしょうか?

SIMフリースマホ
格安のSIMフリースマホとは、一体どういうものなんでしょうか?

そもそも、SIMフリースマホって、どういう意味なんでしょうか?

このページでは、格安のSIMフリースマホについて、詳しく説明していきます。

そもそも、SIMフリースマホとは?

SIMフリースマホとは、一体どういう意味なんでしょうか?

理解するために、この言葉をまず「SIMフリー」と「スマホ」に分けます。「スマホ」はスマートフォンの意味ですが、「SIMフリー」って何なんでしょうか?

「SIMフリー」という言葉についてですが、「SIMフリー」の逆の意味の言葉である「SIMロック」から知ると、理解がスムーズです。

「SIMロック」とは、こういうことです。

まず、大手三社(ドコモ、au、ソフトバンク)でスマートフォンを購入した場合、スマートフォン本体と一緒にSIMカードというものも手に入ります。

SIMカード自体は、購入時に各携帯ショップで受付の人に入れてもらうので、ほとんど見たことはないと思いますが、その中には電話番号や料金プランに関係する情報が入っています。

スマートフォン本体にSIMカードを挿し込まないと、スマホで電話やメール、インターネットなどができないんですね。

なので、スマートフォン本体とSIMカードがセットで販売されているのが、大手三社の大きな特徴になっています。

そして、ここからが「SIMロック」の話になってきます。

実は、ドコモで買ったスマートフォンには、ドコモのSIMカードしか使えないようになっています。

つまり、ドコモのスマホには、auやソフトバンクのSIMカードは利用できないようになっているんですね。

このように、使えるSIMカードを制限しているスマートフォン端末の設定を「SIMロック」と言います。

でも、総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」というものを発表したことで、「SIMロック」の状況は変わりました。

2015年5月以降、大手三社で発売されたスマホ端末については、買ってから180日以上経ったものは「SIMロック」を解除することができるようになったんですね。

(ちなみに、総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」の詳しい情報はこちらで見ることができます。)

「SIMロック」を解除した状態を「SIMフリー」と言います。そして、SIMフリーのスマホ端末を「SIMフリースマホ」と言います。

ただ、「SIMロック」を解除して「SIMフリー」のスマートフォンになったからと言って、ドコモのスマホにauやソフトバンクのsimカードを挿して利用可能か?

というと、別の問題が生じます。

通信方式と周波数帯(これら2つの用語については後で説明します)がドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれの会社で異なるという問題です。

通信方式と周波数帯について

SIMフリースマホ
通信方式と周波数帯についてちょっとだけ知っておくと、SIMフリースマホをよりスムーズに選ぶことができるようになります。

まず、「3G」という通信規格を知っているでしょうか?おそらく、名前くらいは聞いたことがあるかなと思います。

ドコモとソフトバンクは、3Gの通信方式にW-CDMAというものを使っています。

一方、auの3Gの通信方式はCDMA2000というものです。

なので、SIMロックを解除して「SIMフリー」にしたドコモやソフトバンクのスマホ端末にauのSIMカードを挿し込んでも、3Gの通信はできないということになります。

「じゃあ、ドコモとソフトバンクは同じW-CDMAの通信方式だから、ドコモのスマホにソフトバンクのsimカードを入れたりするのは大丈夫なのかな~」

と思うかもしれませんが、ここでも別の問題が生じます。

周波数帯の問題です。

例えば、ドコモが使っている3Gの周波数帯は、2100MHz帯と800MHz帯です。

一方、ソフトバンクの3Gの周波数帯は、2100MHz帯と1500MHz帯と900MHz帯です。

周波数帯によって、携帯の電波が届く地域が変わってきます。

なので、ドコモのスマホ端末にソフトバンクのsimカードを使った場合、使える周波数帯が少なくなり、電波が届く地域が狭くなります。

また、LTEという通信規格がありますよね。

LTEの場合、大手3社ともFDD-LTEという通信方式を使っている点は共通していますが、周波数帯が会社によってやはり異なります。

なので、基本的には、ドコモのスマホにはドコモのSIMカードといったように、同じ会社のもの同士で利用した方が良いということです。

ちなみに、MVNOと呼ばれる月額料金が格安のSIMカードを提供している会社は、ドコモから通信回線を借りている業者が多いです。

こういう業者のことをドコモ系MVNOと言います。

ドコモ系MVNOのsimカードは、ドコモのスマートフォン端末の「SIMロック」を解除しなくても、ドコモのスマホにそのまま使えます。

また、「SIMロック」が最初からかかっていないSIMフリースマホ端末は、ドコモが使っている3Gの通信方式であるW-CDMAに対応している機種が多いです。

なので、SIMフリーのスマートフォンは、ドコモ系MVNOのsimカードとの相性が良いものが多いということですね。

最近格安って言われているけど、どうしてSIMフリースマホは格安?

最近、TVCMや雑誌などでよく見かけますが、どうしてSIMフリースマホは格安なんでしょうか?

ポイントは、SIMフリースマホに挿し込むSIMカードの月額料金です。

SIMフリースマホ本体は、1万円~10万円程度するものがありますので、安い端末を買えば安く済みますし、高いものを買ったらそれなりになります。

肝心なのはSIMカードです。

大手三社のSIMカードを使ってスマートフォンを利用する場合、月額料金は7,000円程度は覚悟しなくてはいけないのが現状です。

ですが、それ以外の業者、例えばDMM mobileやIIJmioなどのMVNOという業者のSIMカードを使えば、月額料金は500円程度にすることもできます。

そう、大手3社よりも、MVNOのSIMカードの方が月額料金が安くなるということですね。

なので、SIMフリーのスマートフォン端末とSIMカードをセットで考えないと、格安のSIMフリースマホとはならないわけです。

例えば、安いSIMフリースマホ端末に、大手3社のSIMカードを入れても、月額料金は7,000円程度になるため、全然格安じゃないということですね。

ちなみに、SIMフリーのスマートフォン端末とSIMカードには、相性があります。

ある業者のSIMカードが、このスマホ端末では使えないといったことがあるわけですね。

この失敗を避けるためには、各業者がスマートフォン端末とSIMカードをセット販売しているものを買うのが間違いないです。

ただ、あなたがSIMフリースマホとSIMカードをそれぞれ、自分で組み合わせを選びたいというのなら、以下の方法で、相性が良いものを知ることができます。

相性が良いSIMフリースマホ端末とSIMカードの組み合わせを知る方法

SIMフリースマホ
あなたが目星をつけた格安のSIMフリーのスマートフォンが、どの業者のsimカードに対応しているか知る方法があります。

simカードの業者はそれぞれ、自社のsimカードがどのスマホ端末に対応しているかの一覧をウェブ上に公開しています。

「業者名 動作確認済み端末」で検索をすればすぐに出てくるので、興味があれば調べてみてくださいね。

もうちょっと具体的な例で書いていくと、以下のようになります。

例えば、あなたが欲しいと思ったSIMフリースマホ端末が「ZenFone 2」だったとします。

このスマホ端末に入れるSIMカードの候補がいくつかあり、

・DMM mobile
・楽天モバイル
・IIJmio

のどれかにしようと思っている状態になったとします。

「ZenFone 2」にDMM mobileのsimカードが使えるか知るためには、「DMM mobile 動作確認済み端末」で検索して、該当するページを見ればわかるということです。

他のsimカードの業者も同様の方法で調べられますので、興味があれば、やってみてくださいね。

とはいえ、この作業もけっこう面倒だったりするので、やはり、業者があらかじめ取り扱っている格安スマホ端末とsimカードのセットの中から選ぶほうがミスもなく楽ですよ。

格安のSIMフリースマホのまとめ

格安のSIMフリースマホとは、スマホ端末もsimカードの月額料金も安いスマホだということがわかりました。

基本的には、SIMフリースマホ端末とSIMカードはセットで販売されているものを買ったほうが良いです。

なぜなら、SIMフリースマホ端末とSIMカードを別々で買う場合、相性が良いかどうかを調べる必要があるため、めんどくさいからです。

SIMフリースマホと格安SIM業者のSIMカードを使うことで、あなたの毎月のスマホ代がより安くなれば、私も嬉しく思います。